オリエンテーション

2015/10/26、朝。ブートキャンプ初日。

先週のうちに見学も済ませ、何人か友達も出来たのですが、この日はクラスメート全員と顔合わせ。やっぱり新しい人達との出会いは緊張します。

初日から遅刻はやばいので早めに家を出てバスに乗ります。僕が住んでいた所はEast Hastingsというちょっと治安がファンキーな場所だったので、バスから眺める景色は中々興味深いものでした。もし興味がある方はEast Hastingsでググってみてください。大体の感じが分かると思います。サンフランシスコに住んでいたのでああいう雰囲気は結構見慣れているのですが、バンクーバーも同じなんだぁなと変に関心してしまいました。


学校に到着し、既に到着しているクラスメートと軽い挨拶を済ませ、オリエンテーションが始まるのを待っていました。はやり他の人も緊張しているのか皆自分のスマホに向かっていました。何か気まずい・・(笑)


午前9時。オリエンテーション開始。

ヘッドインストラクターを筆頭にインストラクターの自己紹介が始まります。

ヘッドインストラクター「みんなこれからよろしく!俺は昔はミュージシャンだったんだ、だけど何故か今はプログラミングのインストラクターだよ(笑)」

インストラクター「実はここの卒業生なんだ。何かあったらいつでも相談してね。よろしく。」

他にも色々なバックグラウンドを持った先生たちの自己紹介が始まります。ここで驚いたのは、インストラクターの中でコンピューターサイエンスの学位を持っている人がそこまでいないこと。昔から趣味でプログラミングをしていたらインストラクターレベルまでになっている人が多いことでした。

スタッフの自己紹介が終わると、生徒の自己紹介タイムが始まります。

先生「じゃあ皆それぞれ自分のquirky thing(興味深い事)を一つ話してね!」

いやだなー!アイスブレイカー苦手なんです!

この時は、アメリカの滞在ビザが取れる予定だったけど駄目だった。カナダにくるなんて2ヶ月前まで考えもしなかったという話をしました。他の生徒は「俺はトップガンが大好きで100回は見てるんだぜ!」等色々ありました(笑)

アメリカとかカナダって初対面の時、お互いの壁を壊すために、自己紹介の時に+αで何かする文化があります。僕はちょっと苦手なのであまり好きでは無いんですが、ただやらないよりはやるほうがやっぱりいいですね。すぐ友達になれるので。


生徒の自己紹介タイムも一通り終わり、それから学校長からのブートキャンプをSurviveするためのアドバイスをいただきました。

  1. You are not going to be the smartest person in the class. (あなたはここで一番頭がいい人ではないので、変なプライドは捨てるように)
  2. Ask ask ask. (分からなかったらすぐ質問する事。分からなければ違う視点をもった他人に助けてもらいなさい)
  3. Don't work too much. (無理をしないこと、特に徹夜は駄目。その日の宿題が終わらせなくても睡眠はしっかりとりなさい)
  4. Go 120km for next 8 weeks!. (今後の8週間はあっという間に過ぎるから、車でいうなら120キロぐらいで飛ばしすぎず、でもスローにもならずペース崩さないように!)
  5. Enjoy! (じゃあ楽しんで!)

ざっとこんな感じのアドバイスをうけ、1時間半程度でオリエンテーションは終了。

ここから怒涛の8週間が始まるのでした。